翻訳と辞書
Words near each other
・ アクロス・アメリカ〜ベリー・ベスト・オブ・アート・ガーファンクル
・ アクロス・ザ・ユニバース
・ アクロス・ザ・ユニバース (映画)
・ アクロス小幡
・ アクロス恵み野
・ アクロス福岡
・ アクロス能代
・ アクロス豊川
・ アクロス重信
・ アクロソーム
アクロタトス (クレオメネス2世の子)
・ アクロタトス (スパルタ王)
・ アクロティリ
・ アクロティリおよびデケリア
・ アクロティリ及びデケリア
・ アクロトレタ亜目
・ アクロトレタ目
・ アクロニス
・ アクロニス ジャパン
・ アクロニス トゥルー イメージ ホーム


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

アクロタトス (クレオメネス2世の子) : ウィキペディア日本語版
アクロタトス (クレオメネス2世の子)
アクロタトス:Ακρότατος, ラテン文字転記:Acrotatos, 紀元前4世紀)は、スパルタの王族である。
アクロタトスはスパルタ王クレオメネス2世の長子で、クレオメネスの次のスパルタ王アレウス1世の父である。弟に王位を求めてアレウスと戦ったクレオニュモスがいる。アクロタトスは父の生前に死んだため、クレオメネスの後の王位にはクレオメネスには孫にあたるアレウスがついた〔プルタルコス, 「アギス」, 3〕〔パウサニアス, III, 6, 2〕。
アクロタトスは紀元前331年アンティパトロス率いるマケドニア軍との戦いで逃げ帰った者たちの名誉回復の命令に反対したため、対象の人々のみならず多くの人々の怒りを買い、身の危険すらあった〔ディオドロス, XIX. 70〕。そのために、紀元前314年アクラガスからの使節がシュラクサイ僭主アガトクレスとの戦争のためにスパルタ人の将軍を送ってほしいという用向きでスパルタにやって来た時には、かねてより海外での行動を望んでいたアクロタトスは渡りに船とばかりに監督官の許しを得ずに少数の船と共にアクラガスへと出航した。しかし、風に流されて彼の船はアポロニアに流された。その地で彼はアポロニアを包囲していたイリュリアグラウキアスとアポロニアとの間に和約を締結させた。その後タラスへ向かい、アガトクレスとの戦いへの助力を取り付けるとアクラガスに向かった。しかしアクロタトスはアクラガスで贅沢に耽り、暴虐な振る舞いをするばかりで何もしなかったため、アクラガスの人々は彼に対して謀反を起こそうとした。これを恐れた彼は密かにスパルタに逃げ帰った〔ibid , XIX. 71〕。その後の彼については不明である。
== 註 ==



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アクロタトス (クレオメネス2世の子)」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.